永遠の絆

そんなクサいことを言い合った翌日、

あなたは病院に運ばれたわ。

どうせまた過労か何かでしょう？

お願いだからそう言ってよ。

またくだらない嘘をつくの。

だけどあなたは力無く笑って

「俺、お前に嘘ついたことねぇから」なんて。

初めて私は、好きな人を想って泣いたわ。

泣いた私に、あなたは小さな頃のようにぶっきらぼうに謝って。

ひたすらごめんと言い続けて、私の髪を撫でていたの。