15の夜はティラミス・ガールズと共に
『ロビンソン』の演奏が終わって、次に『僕が僕であるために』へと楽曲が変わるのを確認してから、寿が口を開いた。
「ティラミスの意味を知ってる?」
「さぁ、モンブランみたいなもの?」双子は首を振った。
「いや…」
寿は恥ずかし紛れに双子から視線を外した。これは、彼なりの“友愛の理解者たる双子”への感謝状だったのだ。
「ティラミス(Tira mi su)は知っての通りイタリア語でさ。ティラ(tira)は英語で『raise』、ミ(mi)は『me』、ス(su)は『up』なんだ」
説明しながら寿は頬を染めた。
「じゃあ、英語でレイズ・ミー・アップ?」
美幸が、持ち前の3歳児のような無遠慮な凝視で、寿の目を覗き込んだ。
「ティラミスの意味を知ってる?」
「さぁ、モンブランみたいなもの?」双子は首を振った。
「いや…」
寿は恥ずかし紛れに双子から視線を外した。これは、彼なりの“友愛の理解者たる双子”への感謝状だったのだ。
「ティラミス(Tira mi su)は知っての通りイタリア語でさ。ティラ(tira)は英語で『raise』、ミ(mi)は『me』、ス(su)は『up』なんだ」
説明しながら寿は頬を染めた。
「じゃあ、英語でレイズ・ミー・アップ?」
美幸が、持ち前の3歳児のような無遠慮な凝視で、寿の目を覗き込んだ。