恋した瞬間

「良介!!」



良介を見つけて
大声で呼んだ




「夕菜、来てくれて
ありがとう」




良介を見ると言葉が
吹っ飛んじゃうぐらい
緊張しててドキドキしてる




「あのね……私


彼氏と別れたの」



良介は顔色ひとつ変えず
うん。と頷いた




「それでね、私


ずっとずっと良介で
頭の中がいっぱいで


会いたかったの」




良介は笑顔で聞いてくれてる




大丈夫。話せる




「良介と話したり笑ったりして
凄い楽しかった


良介見るとドキドキしてる



私、良介の事が



好き




大好きなの」





言葉にしたら
一気に気持ちが溢れて


好きが心の中で
いっぱいになる




「俺も夕菜の事

大好きだよ」




そう言って



キスをしてきた




「んっ………」




何度も何度も



深く甘く―…






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