キミは許婚


「……んっ……かっ……かみじょ、さっ……!」



さっきとは違う。


触れるだけじゃなくて、熱く絡み合うキス。


抵抗をしたいのに……力が入らない。



「っはぁ……はぁ……」



上条さんから口が離れると必死に酸素を吸い込んだ。



何か言ってやりたいけど言える状態じゃない。



まどろむ視界で上条さんを見ると


「今度は違うぞ。ちゃんと宣言した」


勝ち誇ったような笑顔を見せた。

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