◇冬の女王サマ◇
「れみっ☆おはようっ!!」
「あっ、真菜」
真菜が私に笑顔で話しかけてくる
私も笑顔で返したのである
「あっ、そうそう」
真菜がポケットの中を探し始めた
「・・・あった。これ。」
真菜が手にしているのは
バンソウコウ




「・・・・えっ?」
「さっき、
 海道君がそこでれみに渡してって
 私に渡してきたから。」
「いらない」
「もらってよ」
「消毒液のほうがいい」
「・・・・はぁ・・」




真菜はかなりあきれていたけど、
私には関係ないもーん。







いや、大いに関係ありますが・・
まぁ、いいの。



しょせん男子(誠以外)は嫌いですっ

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