勝利の女神様?!
しばらく走っていた。
 
とはいえ、学校内なのだからどこにいようと叱られるだろう…
 
それでもあの罵声を聞いた瞬間いてもたってもいられなくなったのだ。
 
手と手はまだ離されていない。
 
「ん…?」
 
その手を見て俺は固まる。
 
歩いていた足がストップする。
 
思考力低下と共に顔が熱っぽい…
 
頭がクラクラしてくる…
 
その行動を見た彼女も我に帰ったらしい。
 
次の瞬間にはビンタが飛んでいた。
 
かなり痛かったよ…(泣)
 
なぜに…?
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