ココロノカケラ
ソウマはちらりと
キリカを見た。
「だいたい、オレが
キリカに力でかなう訳ないじゃん。
変なことしようとしたら、
命がけだって。なあ?」
「いや、そんなとこで
同意を求められても」
「困るよな。
どうしようかな」
ソウマは背中を向けた。
すらりと高い背。
まあ、
あたしもデカイから
あんまり変わらないけど。
でも、
「ソファで寝るか。
ここに二つあるし」
「あ?うん」
でも、の続きに
自分が何を思ったのか、
不意に見失う。