ココロノカケラ

それから、肩を上下させて、

自力で呼吸を取り返した。

よっ…良かった。


「ソウマ?」


ソウマは顔を上げた。

今度は瞳が、定まらない。


「聞こえてる?ソウマ??」


静かにささやく。

背中を撫でて、

意識をこっちに向かせる。

瞳が、なんとかこっちを見る。

呼吸がさっきより落ち着いてる。

まだ、苦しそうだけど。


「落ち、着いた?」


ソウマは口を開く。



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