ココロノカケラ
「キリカがさ、オレがそこにいることを
嫌がらなければいいってことだ。
そうだった」
ソウマは頭を上げた。
「オレのこと”好きじゃない”
は撤回してくれたんだよな?」
「嫌いじゃない」
われながらひどい言い方だと思ったけど、
ソウマはニッコリした。
「それならいい」
タイミングを見計らったように予鈴がなった。
「戻るか。あ」
立ち上がったソウマがこっちを見た。
「すごい久しぶりに、うちに遊びに来ない?」