顔のない恋
「何で?」の私の問いに
ケンジからの返事は無かった…。
私もそれ以上聞くことはしなかった
蒸し返すのは、きっとケンジを傷付けるだけだと思ったし、
何よりその時に何も気付かなかった私に、今更聞く権利なんかないと、
聞いて私に何ができる?
そう思ったからだ。
『家に居ないの?』
『家に帰ったほうがいい』
『目を背けちゃいけない』
『家族は大事だよ』
『自分を見失わず、周りをしっかり見て、前を向いて』
あの時ウザいだけだったケンジのくれた言葉達が
一つ一つ浮かんでは、
私の心に染みた……。
ケンジからの返事は無かった…。
私もそれ以上聞くことはしなかった
蒸し返すのは、きっとケンジを傷付けるだけだと思ったし、
何よりその時に何も気付かなかった私に、今更聞く権利なんかないと、
聞いて私に何ができる?
そう思ったからだ。
『家に居ないの?』
『家に帰ったほうがいい』
『目を背けちゃいけない』
『家族は大事だよ』
『自分を見失わず、周りをしっかり見て、前を向いて』
あの時ウザいだけだったケンジのくれた言葉達が
一つ一つ浮かんでは、
私の心に染みた……。