顔のない恋
サキちゃんはバイトを始めて一年くらいで、
同い年で同じ大学、しかも同じ学科ということもあり、直ぐに仲良くなれた

サキちゃんが、私とは正反対で、人見知りしない性格のお陰もあった。


「会えて良かった~
こんだけ広い講堂だと会えるか分からないもんね」

確かに、サキちゃんに声をかけられなければ、私は全く気付かなかった

「うん、良かった
サキちゃんが見つけてくれて…
有り難う」

ニッコリ笑うサキちゃんにつられて私も笑顔になる

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