顔のない恋
――――
―――――……


やっぱ嫌な思いさせちゃったよね

こんな筈じゃなかったのにな…。


かなりへこんで俯きながら

「ごめん……。」

蚊の鳴くような声で言うのが精一杯

これしか思い付く言葉がなかった。

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