顔のない恋
すんげー後悔して、彼女にちゃんと謝って、

許して、きっぱり別れる代わりに、最後の思い出として、文化祭一緒に回ってくれって言われたんだ。



だから、彼女とは別れたから、今は居ないんだ。」


ケイタは、話し終えるとコーヒーのカップを手に取り、コクリと飲んで、
ホッと息を吐いた。

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