赤の国と青の国

そうして、赤の国の少年と、青の国の少女の 小さな国交が始まりました。

二人はネットワークを通して様々な事を教え合いました。

二人には国で類を見ない程の知識と才能があった為、その通信は誰にも気付かれる事なく続けられました。


二人は、お互いの事を話せば話す程、二つの国はとても似ている事を知りました。

戦いが 当たり前のように存在している事、そして誰もそれに疑問を抱いていない事…。

お互いの事を知る事を拒み続けた二つの国。

固く閉じたその目を開ければ、お互いを分かり合えるのに…


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