隣の男子は秘密のイケメン君
男はあっさりしてるのに、何で女ってあんなにネチネチしてんのかがわからん。
有ること無いこと噂話だって好きだしさ。
話広めるんなら、本当の事話せっつーの。
「琉生、おはよ」
「おはよ。今日遅くね?」
「そう?」
明らかに遅い。
時間ギリギリじゃねぇかよ。
「何かあった?」
「何にもないよ?」
「そっか」
「うん♪」
笑顔でそう応えるから、俺は一応信じる。
今日一日だけ遅くても別におかしくはないからな。
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