俺サマ執事のお気に入り
今、さらりと私のことお嬢様なんて呼んでたよね…。
緒方さんはいつも丁寧な言葉遣いでいるから、執事さんの時のセリフをそのまま出しちゃったんだ。
「緒方さ~ん!何やってんの!!」
櫻木さんは慌てながら緒方さんを軽く耳打ちする。
でも、焦っていたのか櫻木さんの声が大きかったせいで、全て丸聞こえ。
「ねぇ…お嬢様ってどういうこと?亜美」
夏帆は少し険しい顔にしながら、私に向かって話す。
「え…えっとー‥」