こんにちは、バカップルです。
【司】



深夜になってやっとホテルに戻れた。



「お帰りなさいませ、ツカサ様」

「あっ、どーも…」



ホテルマンに『お帰り』言われたっ!!



そうか、ここが1年間俺の家なのか…。



そんなことを考えながら入った部屋。



すっげぇいい匂いがする…。



バスルームから聞こえる鼻唄に耳を傾けながら上着を脱いだ。



芯が風呂に入ってるらしい。



覗くしかねぇっしょ。



「おっかえりぃ~!!」

「テンション高っ!!」

「司も入ろうよ!!泡いっぱいだよ~」



泡まみれの芯が笑顔で風呂に入ってた。



誘ってくれるならありがたい。



そりゃあ入るさ。



服を脱いでピアスとネックレスと指輪を外した時、見たこともない高そうなネックレスを見つけた。



芯が買った?



今まで俺があげたのしかしてなかったのに急に?



「芯、これ買ったの?」

「あっ、頂き物!!今日行った仕事のデザイナーさんから!!」



誰だよソレ…。



< 483 / 622 >

この作品をシェア

pagetop