そのコップは空(ソラ)だった。


「まぁいいや。また明日な」


沈黙の中、彼は乱雑に別れを告げる。


「待って!」


すかさず彼を止めた。


“また明日”その言葉を疑った。


明日になったら彼の声を聞けないんじゃないかと。



「黒住くん何かあった?」

短い沈黙が流れ、彼の言葉を聞いて私は驚愕で言葉が出なかった。


「俺、学校を辞める」






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