そのコップは空(ソラ)だった。



「須川おっはよ~!」


教室に陽気に現れる彼の姿を見て、不安と緊張が解ける。


“また明日”それは確かに存在した。


「うー…首苦しい…。」


と彼は明るい口調で首元のシャツを引っ張る。


「時期に慣れるよ」


そう答えると「慣れるのもなー」と彼は苦笑いした。



昨日のあの発言は夢だったんだ。


彼は気まぐれで電話してきただけ。


楽しくお話してた。


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