そのコップは空(ソラ)だった。
「空美が…!!空美が事故にあったって…!!」
姉貴がノックせずに俺の部屋に入ってくる。
「・・・・・で?」
「でっ・・・って、なによ。
「ソラは生きてるの?」
「生きてるよ。何言ってるの?
私、さっき電話越しで空美と喋ったもん。」
良かった…。
ソラは生きてる・・・。
俺の罪は軽くなった。
でも
ソラに合わす顔がない。。。
「ねぇ、あんた事故にあった時
空美と一緒に居た?」