幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~
ちなみに。
うちのお父さんといっちゃんパパは大学の時の親友、お母さんといっちゃんママは幼馴染みっていう、すごく深い関係。
小さい頃もよくお互いの家を行き来してた記憶がある。
…うる覚えだけど。
「光里、お待たせ」
そんなことを思い出していると、すっかりリラックスした様子のいっちゃんが帰ってきた。
「いっちゃん!」
「おじさんとおばさんは?」
お父さんとお母さんがいないことに、いっちゃんは眉を潜めた。
「どっちとも、いっちゃんのご両親に会いに行った」
「そういえば、仲よかったな」
いっちゃんもあたしと同じことを考えているみたい。
そんなことがうれしくなりながらも、あたしはいっちゃんの口が動いたことを見逃さなかった。
「そういえば、さっき親父に会ってきたときに奈美さんと兄貴に会って、光里に会いたいって言ってたぞ」
「ほんと?会いたいっ!」
あたしはいっちゃんに満面の笑みを見せた。
そんなあたしに、いっちゃんは大笑い。
…なんで?
「光里なら言うと思った。
連れてってやるよ」
あたしはいっちゃんに手を掴まれると、奈美さんと那知君に会うために歩き出した。
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