幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~



ちなみに。


うちのお父さんといっちゃんパパは大学の時の親友、お母さんといっちゃんママは幼馴染みっていう、すごく深い関係。


小さい頃もよくお互いの家を行き来してた記憶がある。



…うる覚えだけど。




「光里、お待たせ」



そんなことを思い出していると、すっかりリラックスした様子のいっちゃんが帰ってきた。



「いっちゃん!」



「おじさんとおばさんは?」



お父さんとお母さんがいないことに、いっちゃんは眉を潜めた。



「どっちとも、いっちゃんのご両親に会いに行った」


「そういえば、仲よかったな」



いっちゃんもあたしと同じことを考えているみたい。


そんなことがうれしくなりながらも、あたしはいっちゃんの口が動いたことを見逃さなかった。



「そういえば、さっき親父に会ってきたときに奈美さんと兄貴に会って、光里に会いたいって言ってたぞ」



「ほんと?会いたいっ!」



あたしはいっちゃんに満面の笑みを見せた。

そんなあたしに、いっちゃんは大笑い。


…なんで?



「光里なら言うと思った。

連れてってやるよ」



あたしはいっちゃんに手を掴まれると、奈美さんと那知君に会うために歩き出した。




.
< 144 / 284 >

この作品をシェア

pagetop