幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~
あたしの涙が止まるまで、いっちゃんはあたしをずっと抱きしめてくれていた。
いっちゃんの体温が心地良い。
あたしが目をつむっていると、耳元からいっちゃんの声が聞こえた。
「あのな、光里…」
「どうしたの?」
あたしは閉じていた目を開けていっちゃんを見ると、少し照れたような表情をしていた。
「言うのもどうかと思うんだけどよ…。
…今日、この大事な日に、光里と身体も心も繋がりたい」
「うぇっ…!?」
あたしは突然の言葉に驚いてしまった。
どんどん顔が赤くなっていく。
「イヤならまだいいんだけどよ…」
ボソッといっちゃんが呟く。
その声はなんだか切なくて。
あたしはついに、言ってしまった。
「…いいよ」
「え…?
光里、本気で―――」
「だから、いいって言ってるでしょ?」
あたしがそう言うと同時に、いっちゃんはあたしを抱き上げた。
いっちゃんは、その状態のまま階段を上がっていく。
そして、いっちゃんの部屋のドアを開けた。
「シンプルだ…」
そう言えば、あたしはいっちゃんの部屋にあまり入ったことがない。
いっちゃんの部屋はきちんと整頓されて、とてもシンプルだった。
いっちゃんは、そのままズカズカと歩き、優しくあたしをベッドの上に降ろした。
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