俺様のち王子。[完]




「あははははっ!徹ビビりすぎだよ~っ!もうやばいっ」



笑いが収まらない私に対して、



「…それ以上言うなっ」



顔を真っ赤にしてる徹。



「だって徹、お化け恐いって…小学生みた…」



あれ、ちょっと調子乗りすぎた?


…と気づいた時には時すでに遅し。




「そんなに笑って…楽しい?」




近くの壁に抑えつけられる私。



「…こんなに笑うなんて酷いなあ~。お仕置きしなきゃね♪」



得意の極上スマイルをしたかと思えば、



唇を抑えつけられて
ディープなキス。




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