特等席はアナタの隣。
徐々にモカの身体の力が抜け、落ち着きを取り戻しているのが分かった。

「…ごめん…俺、完全に暴走してた…」


「…待つって…手は出さないって…言ったのに」

グスッと鼻をすすりながらモカが言う。


「…うん、ごめん。…モカ見てたら、我慢できなかった…」


可愛くて、と付け加えるとモカの顔が真っ赤に染まった。


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