特等席はアナタの隣。
押し倒したくなる衝動を必死で抑え、頬にキスをするだけでとどめた。



「モカ、すごい寝相だったな」

笑いながら言うと、

「うそっ!?やだっ!!やめてよ!!」

とバシバシ身体を叩かれた。

ボッと顔が赤くなるモカにまた笑い、ベッドから降りた。


こんな朝が毎日続けばいいのに…と思う。


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