特等席はアナタの隣。
第十二章〜かき乱す者〜
黒崎君……いや、和泉君と一緒に過ごした週末は、パニックの連続だった。



「で?どうだった?」
麻美がニヤニヤ笑いながら聞いてくる。


「…//////」

何もしていないけど、昨日の色気たっぷりの和泉君と情けない自分を思い出し、1人赤くなった。


そんな私の反応を見てキャーッと興奮している麻美に

「違う違うっ!!誤解だって!!」

と慌てて否定する。


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