不幸せの青い鳥 -堕ちた羽根-
「すーずーなーぁ? 何で此処に犬がいるのかしら?」


お母さん。その笑顔がとても怖いんだけどなあ。

彼だって見ているんだからあまり怒鳴らないとは思う。


「えっと……面倒見させて! 彼もこの子も」


彼の上に乗っかっていたハルユキを膝の上に乗せて、

必死に懇願する私。でもお母さんはダメの一点張り。

彼は別に良いとして、特にハルユキが。

そうだよね。事がとんとん拍子に上手く進む訳ないよね。


「それは俺の相棒みたいな物ですから」


彼が起き上がって、天使のように頬笑みを浮かべながら言う。
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