真実を求める戦い
「だから、あほ?」
「何だと?誰に口聞いてんだよ?」
「あんまりうちの事舐めないでね」
「!?」

別人みたいだ・・・

これがあいつの覚醒・・・

「だいたい、てめーは俺の守護者だろ?黙って言う事聞いてろ」
「おっお前・・・覚醒したのか?」
「完全には覚醒してないけどな・・・」
「どう言う事だ?」
「全ての記憶が蘇ったら完全に覚醒した事になるな」
「その記憶はどこに?」
「さぁ~。世界中に散らばってる」
「世界!?」
「あぁ。ただ俺にも分からない。分かってる事は1つ俺にはまだ未知の能力が・・・」
「どうした?」
「うっうん?どうしたの?」
「!?」

覚醒から覚めたのか!?

「いっ今、自分で何言ったか覚えてないのか?」
「?」
「何でも無い」

やっぱし何も覚えていないのか・・

最後の言葉が気になる・・・

なぜ覚醒しないのか・・・

「覚醒?何の事言ってるの?」
「おい!!また覚醒しろよ!!最後の言葉の意味は何だよ!!」
「何の事言ってんの?覚醒?」
「何言ってんの?」
「おい!!意味わかんねぇ」
「・・・。」
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