電波ヒーロー


伶さんの言葉に顔が一気に熱くなって、同時にぴたりと動くのをやめた。


伶さんの顔が真剣すぎて、それが怖くて、しっかりと見られない。

それでも無理矢理合わされている視線をそらすことは出来なかった。




「…俺が嫌いなら、恋愛対象として見ていないなら、そう言ってフッてくれればいい。 でも、『芸能人』だから信じられないなんて、…差別だよ。」

「っあ、…」


確かに、その通りだ。

芸能人だって、1人の人間だ。


なのに、私は知らず知らずのうちに差別していた、んだ。


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