キミのことが好きでした
余計なことは
できるだけ考えたくありません
時間は常に流れていて
とてもとても足りないのです
それでも決断を迫られます
早く決めなきゃと
焦らされます
「颯、進路調査出した?」
「うん、一応…」
スポーツ選手になんて
当然だけどなれないし
普通の高校に入れれば
それで良いとも思ってました
友達は
進学校を目指します
僕も本当は
狙っていたんだけど
わずかに成績が
落ち始めていました