キミのことが好きでした



図書館での勉強も
約束通りできなくて

キミはちゃんと
一人でやれていたでしょうか

それともタツに
頼っていたでしょうか



休み明けのテストも

いい結果が
得られなかったキミは

進路調査のために
何度か先生に呼ばれていました

きっと家でも

居辛い時間を
過ごしていたと思います



みんな同じでした

ラクができる友達など
一人もいませんでした

僕だって

苛立つ日々から
逃げたくて



気晴らしに出掛けた
夜の散歩道

僕は偶然

キミの家出と
鉢合わせしてしまいました




< 34 / 70 >

この作品をシェア

pagetop