切ナクテ、恋シイ、ヒト。
アタシは家に帰っても彼の最後に言った
「俺のところに戻ってくる」
という言葉を思い出していた。
何度打ち消しても。
何度打ち消しても。
はっきりとこころの中に蘇る。
アタシは前にもらったブラックティーの花束を見つめる。
花瓶に挿したその花は
濃い紅い色。
水に少しの砂糖を加えるとキレイなまま花を保つことができるって
お母さんに教えてもらった。
そのせいかとても色鮮やかだ。
まるで
伊勢田 優のような・・・
花だ。