切ナクテ、恋シイ、ヒト。
どれくらい自転車に乗ってたのか
一瞬のことのように思えたし
でも長い間乗ってたようにも思えた。
「午後の受付は5時からです」
そう札のかかった病院のドアを開ける。
時計を見るとまだ4時半。
まだ午後の診察は始まってないから待っている人はあまりいなかった。
待っている間、
渡された問診表を記入していく。
この人、
左利きだったんだ・・・。
左手で文字を書いていく優の指をアタシはじっと見ていた。
え。
ちょっと、なに?