切ナクテ、恋シイ、ヒト。
「なんでそんなことアンタに言わんとあかんのよ?」
「さっき自己紹介したやろ?
アタシはアンタって名前やなくて雲母坂 奈緒」
アタシは頑張って我慢してたけどやっぱり彼女の態度にイライラする。
もう帰ろ・・・。
アタシは彼女を無視して歩きだした。
すると彼女は両手を広げて通せんぼする形をとった。
「なんやの。まだ何か用?」
早口で彼女に言った。
「まだアタシの質問に答えてへんやん?」
ニヤッと笑って彼女は言った。
「だからなんでアン・・・
雲母坂さんにそんなこと答えなあかんの?」
「重要なことやから」