切ナクテ、恋シイ、ヒト。

彼女は優のことが
好きだから今のアタシの話を
聞いてどう思っただろう。




・・・なんて
そんなこと知らない。





とにかくアタシは早くこの場から離れたかったから正直に思ってることを言ったまでだ。





だから彼女の気持ちなんて知らない。





そして彼女の目を見据えて言った。


「もうええでしょ?
話は終わりやからそこ、通して!」



すると彼女は大声で笑いだした。




そしてアタシを指差して言った。

「寿賀野さんって
見かけによらず鈍感やね。
それって優のこと、好きなんちゃうの?」



意外な彼女の言葉にアタシは戸惑いながらも

思わず彼女のアタシを差す指をパンとはたいた。


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