切ナクテ、恋シイ、ヒト。
そして秋。
夕暮れのグラウンドで体育祭の準備をする。
長くなった影をたどるとそこには彼がいて。
その姿がとてもステキで。
アタシはそのときの彼の横顔を見て想いを伝えたいって思った。
体育祭の・・・
フォークダンスのとき、彼と順番当たったら告白してみようかな。
なんて考えてみたり。
・・・でも結局。
そんなのアタシにできるわけない。
当日もドキドキしているだけで何もできずにいただけだった。
思っているだけで踊りながら彼を目で追うだけで精一杯。