切ナクテ、恋シイ、ヒト。
しばらく見つめ合った状態の後
「美月、可愛いね。好きだよ」
彼はそう言った。
そんなまっすぐに見つめて言われたら・・・。
もうドキドキして心臓が口から飛び出てしまいそう・・・。
アタシは自分の体が熱くなっていくのがわかった。
でも。
惑わされちゃいけない。
彼の目は真実を告げてはいない。
きっとこれは彼が女の子を口説く常套句なんだ。
「近寄らんといて!」
ハッとしてアタシは叫んだ。