ヴェンドランドの女神

ヴェンドランドの王は、考えていた。




"キメデス「お知らせします。マーシャル王は先刻お亡くなりになりました。我が国は早急に策を打たねば・・・・・・・・・・・なりません」"





王は、台座の上でじっとしたまま暫く座っていた。




キメデスは、ひざまずきじっとしていた。


王は天を仰ぎ言った。


王「キメデス・・・・・・お前の意見を聞かせてくれ」


キメデス「わたしは・・・・・・・・・・・・わたしは、マリアンナ様の力を借りるしかないと・・・・・・」


王「そうか・・・・・・・。」


キメデス「王!今、私たちの小国は、労働条件も、食料も供給が全く足りておりません。このままでは、民は奴隷のように一日中働き続け、生まれくる子供らには、希望なんて愚か、絶望しか待っておりません。そんな中、バーンズと戦うなんて・・・・・・・・。早急にっ!早急に・・・・・・ご決断を・・・・・・。」

王は、しばしの沈黙の後言った。


王「キメデスよ・・・・・・・マリアンナを呼んできてくれ」


キメデス「はい・・・・・・かしこまりました」
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