君といっしょ。

.゚*李都*゚.


私達はだいぶ親しくなって、最初はちゃん付けだった呼び方が、今じゃ呼び捨てするくらいになった。


って言っても、時間はだいぶ経ってしまって、季節は春から夏に変わった。


私達は放課後、いつものように他愛もない話をして、笑い合っていた…



「でさ〜、えっ…?」


私が途中で話をするのを止めたのは、美愛が急に泣き出したから。



私、なんか言っちゃった?


「美愛?どうしたの?」


と、声をかけながらも焦る私。
自分の発言を思いだし、なんで美愛がいきなり泣き出したのかを考える。


『…ごめんっ…ね…』


美愛は泣きながら、私に謝った。





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