超人気トップモデルができるまで【完】

「あっ悪い…」
「な、なんですか?」

あたしの怯えた態度を察してか、強く握った手を緩めた。


「何をそんなに怖がってんの?」
「は?」
「何に怯えてんの?」
「何言って…」
「お前の嫌いなもの」
「え…?」
「男だろ?」
「な…」

何言ってるの?この人…

「当たりだろ?」
「は、離して!」


手を振り払ってあたしは逃げた。

な、何?何なの!?
何なのよ…
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