続・幸せの契約
有線から流れるライトジャズが静かな店内に響く


大和さんを意識しないようにしていても


店内には彼しかいない



自然に目が行ってしまう



綺麗な横顔
長い指


少し痩せたかな?


仕事まだまだ大変なのかな?



あんなに忘れようと努力していたのに


気がついたら
頭は大和さんでいっぱい



キュッ…

胸が苦しくなった
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