続・幸せの契約
大和さんは私と目が合うと
由香ちゃんと同じように安堵の息を漏らし


私の手を握った


「私が解りますか?
何処か痛みますか?」

大和さんの
髪は乱れ

背広ははだけ

ネクタイは曲がっていた



でも
彼はそんなことを微塵も気にすることなく私を見つめている


「…はい。
…大和さん…心配かけてごめんなさい。」



今の力の限り微笑む

大和さんを安心させたい


そんな思いが彼の手を握る腕に力を込めた
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