続・幸せの契約
どれくらい経ったんだろう…?



温かい



揺るぎ無い
この温もり…ー




なんだろう
安心したら…




ぐぅ〜!



!!?






……



クスクス♪




大和さんの肩が微かに揺れる





全身から火が出そう



大和さんはゆっくり私の肩を離す




見上げた先には
極上の笑顔があった



「お腹空きましたね。
何か用意いたしましょう。」


ゆっくり立ち上がる


「あ、あの…。」


「食事が用意できるまで、ご入浴されたらいかがですか?」


「え?」



戸惑う私の頭に
ポンポンと大きな手を置いた


「そんな風に魅力的な姿をされていては……

理性が持ちません。」



クスっと笑って部屋を出ていく



その言葉の意味を理解したのは少し後




放心状態で
その場に座り込んだ
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