季刊『お屋敷ハンター』
「ミヨさん、アンタ怪しいものが怖かったんとちゃうんかいっ」
「怖いんじゃないわよ、嫌だって言ったのよ。それに願いを叶えてくれるんだったら、全然話は別じゃない」
「プティット・ローズはお願い叶えちゃう精霊だモン。だからだいじょおぶっ。願いは叶うよっ」
あんたも動けるんかい、精霊とやら。
背負っていた金の長い杖を(先端がチューリップ型。ま。魔女っ子ステッキだ……)抜き出し、びしぃッと空に向けて持つ。
「とくいなのはお天気よっ。明日学校行きたくないなー、というあなたのためにえいッ。ほぉら、集中豪雨のできあがり♪」
「怖いんじゃないわよ、嫌だって言ったのよ。それに願いを叶えてくれるんだったら、全然話は別じゃない」
「プティット・ローズはお願い叶えちゃう精霊だモン。だからだいじょおぶっ。願いは叶うよっ」
あんたも動けるんかい、精霊とやら。
背負っていた金の長い杖を(先端がチューリップ型。ま。魔女っ子ステッキだ……)抜き出し、びしぃッと空に向けて持つ。
「とくいなのはお天気よっ。明日学校行きたくないなー、というあなたのためにえいッ。ほぉら、集中豪雨のできあがり♪」