季刊『お屋敷ハンター』
「ミヨさん、実際に遭遇したのとかって初めてなわけ? なんたがいっつも危険みたいな手紙書いてなかった?」


「どんな印象を受けようがキミの勝手よ。私はこんなことになったら怖いから、キミを手配していたわけよ。周到なのよ私は。転ぶ前に杖を着くのよ。優位に立ったわけじゃないの、わかってんでしょうね、キミね」

「あー、ハイハイ。悪うござんしたよ。余計なことを言いましたよオレが。キミ、頑張りマスよ。チビちゃーん。おーい」

「なぁになになにっ?」


「行くよー。行けるー?」

「しーおーざーきーッ」


 あ、マジ怖。
掴みかかろうとした両腕、今度は避けることに成功しつつ、
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