麦わら帽子
第一章

島へ

毎年毎年おばあちゃんの家に帰るようになって

もう16才になる



去年は受験で早く帰らなきゃいけなかったけど


今年は去年よりは長く居られると親から聞いた



またおばあちゃんが作ってくれるけい飯を食べられるかと思うと



胸のわくわくが止まらない



そして、僕は島に行くために船にのった








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