阿呆彼女∞クール彼氏




封筒をしまうと、阿保女はハッとした。



「ああっ!!…無視するって言ってたのに忘れてたやんっ!!」




今頃ーっ!?



ってかそんなに呼んでほしいもんなんか??




あいつは今日、それ以来俺に話しかけてこなかった。



…んやねん。



名前呼ばんかっただけで。



昼間、あんなに照っていた太陽は沈み、もうみんなが下校をする時間になった。




「…………。」














< 93 / 300 >

この作品をシェア

pagetop