今夜もまた眠ることができないから俺たちはどこまでも走ることにした~マイケルタナカの爆笑恋愛エッセイ~
2.伝説のプロローグ
な、なんと


なんということだ


ついにまた


燃える様な夏が来てしまった


汗が俺の額から流れ


血でにじんだニキビがしみる


ああああ


これが青春を生きる代償なのか


この痛みと快感は


でも誤解しないでくれ


俺がこう燃えて


このまま燃え続けようとしているのは


俺の部屋のクーラーが壊れているからじゃないんだぜ


それは・・・
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