奇跡をあなたに
帰る途中。


「ねぇ~望はいつも何食べてるの?」


「ん~カップラ―メン(笑)」


「えッなんで?」


「俺カップラ―メン好きなんだよな~」


「好きだからってそれじゃ栄養とれないよ~?」


「仕方ないだろ~俺料理無理だし!」


「親は?」


「....。俺の事はいいからさ~幸はいつも何食べてんだよ~」

私はこの時、なんで望が話をそらしたのか、あとで知る事になった。

「私は~1人鍋とか普通に野菜炒めとか(笑)いろいろかな~料理結構好きなんだ~」


「そっかぁ~幸はいい嫁になるな。」


「私、結婚できるかな?」


「当たり前だろ~幸は可愛いんだから!」


「まじで!?お世辞でも嬉しい(笑)」


「あッお世辞って張れた?(笑)」


「最低~(笑)」


そんな会話をしながら家につき、私は料理を作り始め望はテレビを見ていた。

なんか夫婦みたい。

恥ずかしい\\\


1人でにやけていると、望が台所にきた。


「ちゃんとやってんのか?」


「やってるよ~料理作れない人には言われたくない。」


「そ~ですか~てか水ちょ~だい(笑)」


「水?」


「おぅッちょい水飲みたくなった~」


「はいはい」

私は望に水を渡した。

何も気付けない私はそれでも望の親友だったのかな?


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