奇跡をあなたに

｢私、誰かとクリスマス過ごすなんて初めて～すごい嬉しい♪｣


｢まじで？ならよかったな。去年はそんなん考え付かなかったよな～｣


｢そ～だね。去年普通に家におったし(笑)｣


｢なら今年は二人で盛り上がるか♪｣


｢うん♪｣


｢幸。プレゼント何がほしい？｣


｢プレゼントなんていいよ～｣


｢クリスマスはプレゼントがないとダメなんだよ！｣


｢なら望は何がほしい？｣


｢俺はいんだよ(笑)幸が何ほしいか聞いてんの！｣


｢ん～指輪(笑)って嘘～友達に指輪なんておかしいし～キモいよね....(笑)｣


｢却下。｣


｢早ｯ(笑)嘘だって｣


｢幸に聞いても無駄だな(笑)俺が考えてやるよ～｣


｢何～それ～｣


そんな会話をした私と望だったけど、無理だったね。


望にはもう彼女がいるんだから。